名古屋にあるホットヨガスタジオをご紹介します。

レッスンスケジュールを見ると、20:00から最終レッスンというスタジオが多い中、カルド栄は10:30からのレッスンに始まり、夜は21:00スタートのレッスンまである。平日は仕事が遅くなりがちな友人でも通いやすいようだ。

体験レッスンは受けてみたいと思うものを選べるということだったので、友人と一緒に行けるように21:00からのレッスンを電話で予約した。体験レッスンでは、ウェアとバスタオル2枚・フェイスタオル1枚が付くとのことで、自分で持参するのは水1～2Lと着替えとバスグッズのみ。最初に説明があるのでレッスンの30分前には来てくださいと言われた。

栄の中心部にある大型量販店や飲食店・クラブなどが入った大きなビル内にあるカルド栄のスタジオへ。エレベーターで10階へ昇ると、フラットなエントランスがある。そこで靴を脱いで、鍵付きの下駄箱に入れて奥の受付へ。キレイで高級感のある受付。水素水の有料サーバーなども設置してあった。

受付カウンターで、まずは体験レッスン費1620円を支払い、簡単なアンケートに氏名・連絡先などを記入。簡単な施設説明を受けた後、ウェアとタオル類を受け取って更衣室へ。ロッカーは、会員カードでロックができるタイプのもので、体験会員用のカードを借りて利用した。タテ1m・ヨコ 30cm程度のサイズで上下2段になっているロッカーが40個以上あり、貴重品用の小さなロッカーもあった。ちょっと派手めなショッキングピンクの半袖と黒のハーフパンツというレンタルウェアに着替え、汗をかくから洗面台でメイクを落とし、バスタオルとフェイスタオルを1枚ずつと水を 持ってスタジオへ。まだ前のレッスンが終わっていなかったので、スタジオの入口横のベンチで座って待つことに。その時に、受付スタッフの人から整理券を渡された。カルド栄では予約なしで来ることができるが、レッスン30分前から整理券の配布があるのでそれをゲットして、スタジオに入る前に先生に渡すというシステムらしい。1レッスン最大50名だそうだ。

前のレッスンが終了し、先生がスタジオの清掃を終え、次のレッスンを受講する私たちがスタジオに入った。温度40℃・湿度55%のスタジオは、わりと広め。何もしなければじんわり汗が滲んでくる程度で、暑過ぎる感じはしなかった。前面と片側サイドには、鏡が貼られていた。柔らかいフロアマットのスタジオはヨガマットが不要で、直接床にバスタオルを敷き、その上でポーズを行う仕様になっていた。適当な場所にバスタオルを敷いて座る。女性専門スタジオではないので、男性の姿も少しあったが、レッスンによっては女性専用あるらしい。事前に先生からの呼吸や姿勢などの指導は特になく、レッスン開始。先生の呼吸指示とポーズを見ながら黙々とポージングをしていく。キープ中にポーズのチェックなども特になかったが、意識すべきパーツや呼吸の指示はあったので、なるべく忠実に行っていくと、途中から汗が面白いくらいに出て来た。普段しないようなポーズは身体がプルプルと震え、効いてる感じがする。立って行うポーズの時に、ポーズによっては汗で足が滑ってキープが出来ないので、途中でバスタオルを外したり、敷き直したりしながら使い分けしなくてはいけなかった。また、岩盤浴があるからなのかレンタルタオルが汗で濡れてくると、鉱物っぽい匂いがした。最後、シャバーサナという安らぎのポーズで締める際、ヒーリング音楽がスタジオには流れているのだが、それに混じってズンズンズンという重低音が聴こえてくることに気が付いた。どうやら、上階のクラブの音が漏れ聴こえているようだ。夜のレッスン以外だったら丈夫だろうけど、これは気になる人はちょっと気になるかもしれない。思い切り汗をかいて、60分間のレッスンが終了。

特に片付けなどはなく、そのまま更衣室へ。着替えとバスグッズを持って更衣室奥にあるシャワールームに向かった。使用済のタオル類は、更衣室内にある返却袋へ入れるようになっている。シャワールームは20個程あるので、待つことなく汗を流すことができ、ドライヤーも数多く設置してあったので、髪を乾かすにも順番待ちなく使えた。繁華街の中のスタジオなので、ノーメイクのまま出て行くのはどうかと少し考えたが、家に帰るだけだし、また落とすのも面倒なので、ノーメイクのまま出ることにした。周りの女性たちは、それを考えてマスクやメガネを持って来ている方が多かった。ロッカー用に借りていた会員カードを持って受付へ行くと、詳しい料金やレッスンの説明、現在行われているキャンペーンの紹介などを受けた。他のスタジオを見てから決めたいということを説明すると、しつこく勧誘されることはなかった。最後に、スタジオの特長やレッスン内容が簡単にまとめられた資料を封筒に入れて渡してくれた。入店から約2時間程度で体験レッスンが終了した。

スタジオを出てエレベーターで下に降りドアが開くと、今からクラブに行くであろうバッチリメイクの若者達と鉢合わせてしまった(笑)やはり、スッピンはちょっと恥ずかしい。しかし、思い切り汗をかいた身体は充 分に温まっていて、寝るまで手足が冷えることはなかった。ホットヨガの効果を体験レッスンで実感することができた。