名古屋にあるホットヨガスタジオをご紹介します。

柔軟が苦手で体が固いと、ホットヨガのポーズについていけないんじゃないかと心配になるもの。ホットヨガは呼吸法とポーズを組み合わせて行われます。周囲を見ると「みんな上手にポーズを取っていて自分だけできていない」と焦ってしまいがちですが、ホットヨガは自分と向き合うことが目的の1つです。周囲と比べるのではなく、自分の心や体に集中することがポイント。レッスンでは完璧なポーズを無理強いされることはなく、自分のペースで取り組めるので安心です。

最初のうちは体が固くてできなかったポーズも、通い続けるうちに少しずつできるようになっていきます。届かなかった場所に指がつくようになったり、鏡をチェックしたら以前よりきれいにポーズが取れるようになったり、体が固いからこそ自分の変化に気がつくのです。体がやわらかい人よりも変化がわかりやすいので、ホットヨガに向いているといえるでしょう。難しいポーズでもインストラクターが「無理な人はここまでで大丈夫です」といった声かけをしてくれるので、無理に挑戦する必要はありません。できる範囲で気持ち良く体を伸ばしていきましょう。

体が固くてホットヨガができるかどうしても不安という場合は、体験レッスンを利用するのがおすすめです。初心者向けのレッスンでは、体が固い人でもトライできるプログラムが組まれています。実際に体験したら「これなら続けられそう」と安心できることも。事前にホームページなどをチェックして、興味を持ったレッスンがあれば気軽に体験の申し込みをしてみましょう。レッスンの雰囲気やシャワーなどの設備についてもわかるので、スタジオ選びにも役立ちます。

体が固いことに悩んでいる人の多くは、関節の可動域（動かせる範囲）が狭くて動かしにくくなっている状態です。筋肉が固まっているので、ホットヨガで体を温めながらほぐしていくことで可動域が少しずつ広がっていきます。「このポーズは全然できない」とマイナスに考えずに、続けながら「前回よりできるようになった」と前向きに取り組んでいきましょう。

例えば開脚ができない場合は、体が固いだけでなく腹筋群やお尻の筋力が原因かもしれません。股関節の周囲が固まっていることに加えて、使われるべき部分の筋肉が弱いことで柔軟性が低下しているのです。ホットヨガで深い呼吸を繰り返しながら適度な負荷をかけて体幹を鍛えることは、体をやわらかくすることにもつながっていきます。

ホットヨガのレッスンでは、体をほぐすメニューに取り組むのもおすすめです。最初に前屈をしたり体に触れたりして、どの部分が詰まっているかをチェック。足や腰回り、肩などをほぐしていくうちに可動域が広がって柔軟性がアップしていきます。ほぐれるごとに、最初の前屈よりも倒せるようになり体がやわらかくなっているのを実感できるメニューです。

体が固くてもトライできるポーズにはどんなものがあるのでしょうか。ここからはホットヨガに通えないときに自宅でもできるおすすめのポーズを3つご紹介します。どれも簡単なので、朝や寝る前の習慣にしてみましょう。

1つ目は、お母さんのお腹の中にいる胎児をイメージした「赤ちゃんのポーズ」です。下腹部やお腹全体に作用して、リラックス効果も期待できます。
・仰向けに寝たら膝を立てます
・両手で膝を抱えて息を吐きながら胸元に引き寄せます
・もう一度呼吸をして息を吐きながら、さらに胸元に引き寄せます

2つ目は、オーソドックスな「英雄のポーズ」です。初級から上級向けのやり方があり、全身に働きかける万能なポーズとしても知られています。まずは初級のやり方にトライしてみましょう。
・まっすぐ立ち、右足を大きく前に出し、左足を後ろに引きます
・息を吐きながら、右足の膝を90度に曲げて腰を落とします
・ゆっくり息を吸いながら両手を頭上にあげて手の平を合わせます
・視線を指先に向けたまま、背筋を伸ばして後ろにそらしていきます
・胸が開いてお腹が伸びていくことを感じながら呼吸を繰り返します
手の平を合わせられない場合は離したままにする、背中は痛くない程度にそらせるなど、きつくない範囲で行うのがポイントです。

3つ目の「橋のポーズ」は、お腹を刺激するので便秘に効果的。生理痛の緩和にもおすすめのポーズです。
・仰向けに寝て両膝を立てます
・両足を肩幅くらいに開きます
・腕を伸ばして両手の平を床につけます
・息を吸いながら手で床を押しお尻を高く上げていきます
・呼吸をしながらキープして元に戻ります 両手を床につけず、背中の後ろで手を組んでも大丈夫です。おへそを天井に向けて突き出すようなイメージで腰を伸ばしましょう。