名古屋にあるホットヨガスタジオをご紹介します。

ホットヨガと各種エクササイズの1時間あたりの消費カロリー（女性の場合）を比べてみましょう。

・ホットヨガ…300～350kcal
・ジョギング（120m/分）…280～410kcal
・ウォーキング…160～235kcal
・縄跳び…460～510kcal
・ゴルフ…300～400kcal
・ボクササイズ…405～490kcal
・テニス（シングル）…420～500kcal
・水泳（クロール）…850～1200kcal

脂肪を1kg減らすのに必要な消費カロリーは、おおよそ7200kcalだと言われています。そう考えると、ホットヨガの消費カロリーは微々たるものです。スナック菓子1袋分のカロリーにすら追いついていません。それなのに、ホットヨガがダイエットに効果があるとされているのはなぜでしょうか。

理由その1：デトックス効果と内臓機能の向上
ホットヨガでは、大量の汗をかきます。そして、汗をかいた分、新しい水を体内に摂り込みます。この水分の循環が血行やリンパの流れをスムーズにしていきます。血行やリンパの流れがスムーズになることによって体内の老廃物が排出され、むくみを改善します。さらに、ヨガの深い呼吸がプラスされることで内臓機能を活性化し、基礎代謝がアップするのです。基礎代謝の向上は、ダイエットには必要不可欠な要素です。

理由その2：インナーマッスルを鍛え痩せやすい身体に
様々なヨガのポーズを行い普段使わない筋肉も使うことで、ボディラインを引きしめるシェイプアップ効果があります。また、良い姿勢を保ったりポーズをキープする時に全身でバランスをとることによってインナーマッスルが強化されて、痩せやすい体質へと変化していきます。短期間での効果は実感しにくいですが、長期間続けることによってその効果を感じられるはずです。

理由その3：基礎体温が上がる
エアコンを使うことで汗をかきにくい生活になり、体温調節が上手くできなくなることによって冷え性や低体温に悩む人が近年増加しています。基礎体温が低いと、免疫機能が下がり風邪をひきやすくなったり、不妊の原因になったり、ガンの発症率が上がるなど様々な病気を引き起こします。ホットヨガは、38℃～40℃という高温の中で行うので、体温を上げやすく、血行が良くなることによって基礎体温が上がります。基礎体温が1℃上がると基礎代謝が15％も上がると言われています。体温1℃の違いが1日の消費エネルギーに大きな差が生まれるのです。基礎代謝をアップすることが、ダイエットに結びつきます。

理由その4：体質が改善される
肥満の原因として挙げられるものには、運動不足や食べ過ぎなどの他に、睡眠不足や便秘、ストレスなどが挙げられます。ホットヨガを行うことで身体が温まり、さらにヨガの呼吸は精神を安定させるため睡眠効果が高まります。また、血行が良くなることで冷えを改善し筋肉量が増えることで便秘を解消することができ、さらに心地良い運動によるデトックス効果と良質の睡眠によってストレスが解消されます。このようにホットヨガは、太りにくい体質へと改善していきます。

食事の時間・内容に気をつける
ホットヨガを行う前にご飯を食べ、満腹状態のままホットヨガを行うと気分が悪くなったりすることがあるので、ヨガ前のご飯はなるべく軽めにしましょう。しかし、空腹過ぎてもよくありません。ホットヨガをすることで体力を消耗するからです。軽くお腹を満たせるスープなどの温かい食べ物をオススメします。また、ホットヨガ後は1〜2時間程度あけて食事を摂るようにしましょう。なぜなら、大量の汗をかいてデトックスされた身体は、吸収率がアップしています。そこへ食事を入れると、栄養を必要以上に摂り込んでしまうからです。ホットヨガの後は空腹感を感じやすいので、ついドカ食いしてしまうという人も多いようですが、ホットヨガの効果をしっかりと出すためにもグッと我慢して、1〜2時間後に野菜を中心としたバランスの良い食事を適量摂るように心がけましょう。「運動したからガッツリ食べても大丈夫！」なんて油断は大敵です。

まずは週2回以上、数ヶ月間継続する
他のエクササイズと同じように、ホットヨガは、短期間でダイエット効果を実感できるものではありません。まずは週2回以上のペースで数ヶ月間続けてみましょう。筋肉量が増えることで体重の減少をなかなか感じられないという方もいらっしゃいますが、デトックスと脂肪燃焼によって得られる、ウエストやふくらはぎなどサイズがダウンしていくシェイプアップ効果を感じられることでしょう。無理な食事制限や激しい運動による急激な減量は、体調不良を引き起こしたり、リバウンドしやすくなります。ホットヨガなら心身ともに健康的に、スタイルアップを目指していくことができます。